障がいを持つ友人がいる私は、障がい者と健常者が同じ学校・環境で学ぶことは大切だと考えます

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生まれつき耳に障がいを持っている友人がいます。

赤ちゃんの頃に両耳とも全く聞こえていないことがわかったそうです。

彼女とはいまも仲が良く、いろいろな話をするのですが・・・

彼女を通して、わたしが感じたことを書きたいと思います。

記事中、次の言葉を使用します。

聾唖者(ろうあしゃ)

・・・生まれつき耳が聞こえず、話すことが出来ない方のこと

聾者(ろうしゃ)・・・生まれつき耳が聞こえない方のこと

中途失聴者・・・途中から聞こえなくなってしまった方のこと

難聴者・・・全く聞こえないわけではないけれど、聞こえずらい方のこと

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わたしが聾の友人から学んだこと

「見られる」って、嫌な気分・・・

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彼女と話をするとき、わたしは指文字を使います。

彼女は補聴器をしているので、普段話し手の声や音は聞こえるそうですが、あくまでも「音」が入るだけで、人の声を聞き分けることは難しいそうです。

特に周囲が騒がしい場所では、補聴器がいろいろな音を拾ってしまい、余計に声や音を確実に聞き取るのが難しく、顔の表情や唇形の動きから話の内容を読み取る必要があるそうです。

指文字は、1文字1文字を確実に指で表して伝えることが出来るため、騒がしいところでの会話では特に便利です。

わたしが指文字を使っているとき、ふと気が付いたことがありました。

それは、きまって周囲の視線を感じるということです。

目が合うと逸らされるのですが、恐らく指文字を使っているから見られるのだと思います。

珍しいからでしょうか?

それを友人に話すと、友人も手話や指文字を使って話しているとジロジロ見てくる人がいること、嫌な思いをしたことがあると教えてくれました。

健常者でも障がい者でも関係なく、誰だって他人にジロジロ見られるというのはいい気分ではありませんよね。

どのような意味合いであれ、障がい者の方に対して不快な思いをさせる行為をしないよう心掛けましょう。

健常者はえらいの?

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現在彼女は、大手の某メーカーで働いています。

難しい資格も持っていて、本当にすごいです。

現在は都内の本社で働いている彼女ですが、以前は地方の支店にいました。

そこでは、彼女に対してひどい仕打ちがあったそうです。

彼女が常日頃、職場の管理職を含む社員に言われていた言葉、それは

社員
あなたは障がい者なんだから、わたしたち健常者に合わせなければいけません

これを聞いて、

「ん?合わせるってどういうこと?」

と思ってしまいました。

健常者でも障がい者でも、それぞれ同じ人間です。

それなのに、どちらか一方が合わせなければいけないなんておかしいですよね。

しかも、障がい者側が健常者側に合わせなければいけないなんて、一体誰が決めたのでしょうか?

言った人の真意はわかりませんが、その言葉を聞くと率直に

「健常者ってえらいの?」

っていう疑問が浮かんでしまいます。

わたしもそうですが、健常者は知らず知らず、障がいを持っている方に対して上から目線でモノを言ってしまうときがあると思います。

本人にその気がなくても、そう聞こえてしまう場合があります。

これは誰に対しても言えることですが、言い方ひとつで捉える意味って全く違うんですよね。

彼女の話から、改めて相手の立場に立った発言て大事だな〜と痛感しました。

障がい者が悪いの?

Síndrome feliz

Síndrome feliz

冒頭にも書きましたが、ろう者・ろうあ者の多くは、たとえ補聴器をつけていても100%聞こえるわけではなく、話している人の表情、唇形の動きを見て相手が何を言っているのかを読み取って理解しているそうです。

そのため、話している相手の表情や唇形の動きが見えない電話での会話は非常に難しく、不可能だそうです。

そのような事情から、仕事上電話の取次ぎは出来ず、他の人がやっていたそうなのですが・・・

それに対する嫌味も随分言われたようです。

彼女以外にも、電話に出られないことに対して健常者から嫌味を言われた経験のあるろう者・ろうあ者、中途失聴者、難聴者は多いようです。

嫌味を言う人は、

「なんで自分が・・・」

という八つ当たりなのでしょうか?

確かに、電話の取次って面倒だし、その分時間を取られるし、仕事が増えることでイライラしてしまうかもしれませんね。

でも、ろう者・ろうあ者はそのイライラした感情を敏感に感じ取って、申し訳ない気持ちでいっぱいなんだそうです。

「自分だって聞こえたら電話を取りたい」

「役に立ちたい」

って・・・

当たり前のことですが、皆さん望んで障がいを持ったわけではありません。

健常者だって、ある日突然障がいを持ってしまう可能性だってあります。

そのとき、どんな言葉を掛けてもらったら嬉しいでしょうか?

そのことを考えながら接することが出来たら、もう少し優しくなれるのかもしれません。

障がい者に対する認識を高めるには?

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わたしの場合、中学校でその友人と出会ったことで、

「障がいを持つ方の存在が当たり前」

という認識を持つことが出来ました。

彼女は、わたしたちと同じように授業を受け、部活動をしていました。

彼女がいる日常が当たり前でした。

そしてわたしたちは、全員とまではいきませんが、先生も含めて指文字を覚えました。

それは、彼女が

「障がいを持っているから」

ではなく、彼女と

「話したい」

「仲良くなりたい」

という気持ちがあったからでした。

でも、もし彼女がわたしたちの学校にいなかったら・・・

わたしたちは一生、指文字を知ること、覚えることはなかったかもしれません。

また、障がいを持つ方に対しての認識も低いまま大人になり、差別をしてしまっていたかもしれません。

そう考えると、幼い頃から何らかのかたちで障がいを持っている人と関わることは、ものすごく大切・重要なことなのではないかと考えます。

成長してからだと、もうすでに

「健常者は健常者」

「障がい者は障がい者」

という認識になってしまっているので、それを変えることってなかなか難しいと思います。

わたし自身、彼女がいたことで早い段階で障がい者に対する認識が変わったと思っているので、これは自信を持って言えることです。

障がい者の受入れを拒否する学校が多い現状

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友人から聞いて驚いたことがありました。

当初、彼女の通った小学校は、彼女の受け入れを拒否したそうです。

それは、それまで学校側が、耳に障がいを持つ子供の受け入れをしたことがなく、他の子供たちへの影響(勉強の遅れなど)などを考慮してのことだったようです。

しかし、彼女のご両親、周囲の方が何度も学校に出向き、

ご両親
これからは障がいのある子供でもどんどん受け入れていく流れを作るべきだ!!挑戦するべきだ!!

と説得し、結果入学が認められたということです。

その後は、小学校での勉強での成果が認められ、中学校へと進学。

ただ高校進学時も、耳に障がいがあるという理由で受験を拒否されたり、合格していたにも関わらず不合格にされたりと、かなり大変な、つらい思いをしたそうです。

最終的に、中学時代の教師数人が高校へ乗り込み、説得し、ようやく入学許可が下りた、ということでした。

わたしはこの話を聞いて、学校側に

「自信がないから断る」

「何かあったときの責任が持てないから断る」

という流れが出来てしまっていることを知りました。

わたしは、教育の場に立ったことがなく、偉そうなことは言えません。

ただひとつはっきり言えることは、

わたしたちは障がいを持つ彼女と同じ学校で良かった

ということです。

わたしたちは全員、彼女と関わることで人として大切なことを学んだと思います。

彼女を受け入れた学校側、先生方も同じだと思います。

それが活かせているか活かせていないかは各々で違うと思いますが、彼女と関わったことで知った指文字は、今でもわたしの自信となっていますし、誇れる一部です。

そして、大人になった現在も尚、彼女との関わりはわたしにとって大きいです。

今だからこそ知らなければいけないこと、知った方がいいことをたくさん教わっています。

わたしはこれからも、彼女との友情を大切にしていきたいですし、彼女に釣り合う人になれるよう成長し続けていきたいと思っています。

最後に

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もちろん、障がいにはいろいろな種類があって、健常者と同じ学校やクラスで、同じように学ぶことが困難な障がいもあると理解しています。

ただ、少なくとも健常者であるからこの学校、障がい者であるからあの学校と極端に分けてしまう必要はないのではないでしょうか?

幼い頃から、

「健常者でも障がい者でも、皆が平等で同じ人なんだ」

という認識を子供たちに持たせることが出来れば、障がい者へ対する偏見や差別は減るのではないかと考えます。

そういった環境作りが、これから最も大切なことなのではないでしょうか?

少なくともこれは、障がいのある友人を持つわたし自身が感じていることであり、実際に障がいを持つ友人当人も望んでいることなので、ここに書かせていただきました。

皆さんは、どう思いますか?

この記事を読んでいただき、どうもありがとうございました。

またお会いしましょう。

障がいを持つ友人がいる私は、障がい者と健常者が同じ学校・環境で学ぶことは大切だと考えます
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